2021-01-01から1年間の記事一覧

どちらも医療者の納得いく死

緩和ケア医 新城拓也さんツイッター かつては延命治療の果ての死として、今は普通に病院での蘇生行為を開始しない死として、どちらも根にあるのは関わる医師や医療者の納得いく死なんだと、医療現場では考えていると思います。行為は正反対でも、同じところ…

田尻由貴子著 慈恵病院こうのとりのゆりかご関連2冊

『はい。赤ちゃん相談室、田尻です こうのとりのゆりかご・24時間SOS赤ちゃん電話相談の現場』 https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%84%E3%80%82%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E7%9B%B8%E8%AB%87%E5%AE%A4%E3%80%81%E7%94%B0%E5%B0%BB%E3%81%A…

宮坂道夫『対話と承認のケア ナラティブが生み出す世界』

……傾聴ができていると見なせるのは、自分と意見が違っても冷静に相手の話を聞くことができる、言葉には表現されていない相手の気持ちにも注意しながら聞いている、相手の立場になって話を聞いている、話を聞いているときの自分の気持ちに気づいている、相手…

『ケアするのは誰か? 新しい民主主義のかたちへ』ジョアン・C・トロント著 岡野八代訳・著

権力者であることは、自分をケアしてくれる誰か他のひとがいることを意味しています。……ケア活動という観点からみれば、権力者であるとは、ケアをめぐる嫌な部分を他者に押し付け、自分にとって価値があると考えるケアの義務だけを引き受けられることを意味…