『女帝 小池百合子』を読んでいたら、犬猫殺処分をめぐる環境省の方針変更「老齢、病気持ち、障害のある犬猫は殺処分とはみなさない」?

 公約とした七つのゼロの中で、唯一、彼女が達成したゼロは「ペット殺処分ゼロ」だけである。2019年4月5日の定例記者会見では、わざわざ自ら「殺処分ゼロを一年早く(2018年度に)達成した」と嬉しそうに報告した。動物を愛する人たちからは礼賛の声があがった。しかし、このゼロには、からくりがある。

 150匹近い犬猫を殺処分した上での「ゼロ」なのだ。老齢、病気持ち、障害のある犬猫は殺処分しても、殺処分とはみなさない、と環境省が方針を変更したからだ。だが、それは伏せて、彼女は「ゼロ」を主張したのだった。

(p. 398)

 

読んだ時には、ギョッとも、ゾッともしたのだけれど、

 

検索してみたら、

以下の「譲渡不適切」という概念のことかな、と。

 

この概念が当てはめられる個体の状態を、

著者の石井妙子氏が「老齢、病気持ち、障害のある」という解釈で書いたということ?

 

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